こんにちは！
福田社会保険労務士事務所、代表の福田です！
本日のテーマは、先日、エン・ジャパン社が発表した調査データから考える、労務問題についてお話したいと思います。
影響で、今回のボーナスはイマイチでしたぁ。。
ボーナスが減ってしまうと
とても残念ですよねー。
H彦さんのように、賞与は企業の業績にも左右しますので、原材料の高騰や為替の影響を受けている企業にお勤めの方には残念な結果だった方も多いのかもしれません。
エン・ジャパン社が今月発表した「冬ボーナスの納得度」調査によると、以下のような結果が出ています。
・ ボーナス支給額の評価については、「納得していない」が48％と約半数を占めています。
・ ボーナスの支給額に納得していない理由のトップ3は、「自身の成果が適正に評価されていない」が40％、「支給額の決定方法が不明確」が37％、「公平に評価されていない」が30%となっています。
・ ボーナスの支給額の決定に最も影響がある評価は、「業績評価」が44％、「年功評価」が21％、「能力評価」が17％となっています。
詳しいデータは、参照元のこちらの調査結果をごらんください。
このデータから考察すると、恐らく企業の業績による影響は仕方ないとしても、充分が説明がなされていないために、不満を抱える従業員が多いのではないかと考えられます。
賞与の支給については、以下のような説明を、従業員に対してそれぞれ個別に行うことが重要です。
・ 会社全体の業績や支給状況はどうだったのか？
・ どのような評価基準なのか？
・ 評価ごとの金額の決定方法はどのような計算式なのか？
・ 自身の評価はどういう位置づけだったのか？
・ 今後どうすれば評価を高めることができるのか？
納得した上でモチベーションも下がることはないですねー！
やる気に繋がらないと
意味がないですからね！
賞与は従業員満足度やモチベーションアップに繋げるために支給しているのだと思います。
せっかく支給をするのに、充分な説明がないためにモチベーションダウンや退職の動機を作ってしまってはもったいないです！
支給時にどのような取り組みがなされているのか、一度振り返ってみられてはいかがでしょうか？
