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【労務問題】統計データに学ぶ ~賃金構造基本統計調査から見る、男女間の賃金格差~

 

こんにちは!
福田社会保険労務士事務所、代表の福田です!

本日のテーマは、先日、厚生労働省が発表した統計データから考える、賃金の実態についてお伝えしたいと思います。

 

スタッフM子
スタッフM子
 
「賃金構造基本統計調査」は
結構有名な統計ですよね?
名前は聞いたことがあります!

 

 
はい、「基幹統計調査」という
重要な統計の一つになります!
社労士 福田
社労士 福田

 

先月17日に、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の結果を公表しました。

この「賃金構造基本統計調査」ですが、日本全国の主要産業に雇用される労働者について、その賃金の実態を労働者の雇用形態、就業形態、職種、性別、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別等に明らかにするための「基幹統計調査」となっています。

統計調査の結果は、以下のようになっていました。


一般労働者の賃金(短時間労働者以外の常用労働者)
⇒ 男女計:31万1,800円(前年比1.4%増)

  男性:34万2,000円(前年比1.4%増)
  女性:25万8,900円(前年比2.1%増)

 

■ 男女間の賃金格差(短時間労働者以外の常用労働者)
⇒ 男性を100とした場合、女性は75.7(対前年差0.5ポイントの上昇)

 

■ 性別にみた賃金
⇒ 男性:55~59歳の41万6,500千円が賃金カーブのピーク
  女性:55~59 歳の28万円が賃金カーブのピーク

 

産業別にみた賃金
⇒ 「電気・ガス・熱供給・水道業」が40万2,000円と最も高い
「宿泊業,飲食サービス業」が
25万7,400円と最も低い

 

短時間労働者の賃金(時間当たり)
⇒ 男女計:
1,367円(前年比1.2%減)
男性:1,624円(前年比0.4%減)
女性:1,270円(前年比1.6%減)


 

スタッフM子
スタッフM子
 
男女間の格差は、年々
縮まっているけど、まだまだ差がありますねぇ。

 

 
そうですねぇ。
女性の社会進出が不可欠な
現代ですから、もっと格差が
縮まって、女性が働きやすい
環境になると良いですよねぇ。
社労士 福田
社労士 福田

 

より詳しい統計データは、厚生労働省のこちらのページをご覧ください。

厚生労働省:令和4年賃金構造基本統計調査

 

スタッフ M子
スタッフ M子
 
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